京都山科

ギター製作　中西清一

推奨値

体や身体の個性に合わないギターを長期に渡って使うと，様々な障害の発生につながると思います。

ギターを購入されたり，製作依頼される際の参考として下さい。

●身長とギターサイズ

身長（cm）	175超	175以下	155以下
ボディ形状	STL ORL	STM ORM	STS ORS

大体の目安と考えて下さい。

STは一般的なギターの形状を意味します。ORは当方のオリジナルサイズで，肘部がボディに触れる位置によって，選択します。

Lは650mmクラス，Mは630mmクラス，Sは580mmクラスのギターのボディ長と考えて下さい。

● 弦長とナット上の弦間

● ブリッジ上の弦間

　標準的には，58mmとされていますが，できるだけ手を自然な形で使うためにも，これ以上狭くしないことを勧めます。

　上記の指間で，140mm以下の方については，55mm程度のものを製作することがあります。

● 弦高

　弦高は好みもありますが，手に過度な負担のかからない設定を行って欲しいです。

　ちなみに当方のギターの場合，650mmのギターの場合，初期値は，12フレット位置6弦下までは4mmで設定しています。ギターの安定状態を見て，再調整する形を取っています。

　弦長が短くなると，コンマ数ミリ高くなることがあります。

　ちなみに弦はプロアルテのノーマルを使って，設定しています。他社の弦だとライトテンションに当たるかと思います。